カテゴリ:花咲町アートプロジェクト |
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2005年 02月 19日
花咲町アートプロジェクトpart1
Artist in house - アーティスト イン ハウス - いよいよ今週19日土曜日の作品お披露目に向けて制作真っ最中の、花咲町アートプロジェクトpart1「アーティスト・イン・ハウス」現場へ体験取材に行ってきました! ■虹色の紐ロープで住居として機能を失った建物の、成長への想いを形にした「~line-drawing ~rainbow chaser(空想家)」というイラストレーションを制作された「Design Group ハレのちクモリ」(さとうかずゆきさん、山本ゆきこさん、Takeさん)のワークショップを、一足お先に体験してきました。 急な階段を上りきった所に、ひっそりとある空間にて、山本ゆきこさんの「では、まず好きな色の紐を選んでください」という問いでワークショップはスタートしました。好きな色と聞かれて、妙に戸惑いつつ、その一本を手にすると、次は「好きなところに好きな様に、紐を掛けていってください」とのご指示!「好きにやる」って簡単そうで、実はむつかしい!特に社会人生活で指示通りに正しく行なうことを求められ続けてきた脳には、かなり刺激的な言葉。躊躇しながらも、恐る恐る紐を天井のフックにかけ、次に既に掛けてあった紐とクロスさせ、最後に床のフックに引っ掛けて、フー!一つ出来り。段々とアート魂が刺激され、あれも、これもさーどうだっと!紐を掛けてはまた掛けるを繰り返し、ふと眺めてみると!なんだかアート作品らしく!?見えてきました。 メンバーのTakeさんとさとうかずゆきさんが、生みの苦しみを!?味わった後の満足そうなわたし達の顔を見て、今回の紐作品のインスタレーションをみるベストな時間は、日が沈んだ後、午後5時から午後6時ぐらいの間だと教えてくださいました。照明の光で、表れる紐の影が美しいとのことです。 私達の作品はワークショップ参加者第一号作品としてオープニングで公開され、また6番目のアーティストとして紹介されることとなりました!作品タイトルやコンセプトも発表してきました。今回の体験取材で作成した「はまことり」の作品は、次のワークショップ参加者が現れるまで残り、その後は作品がいろんな人の感性で変化して行きます。 □作品タイトル:はまことリンク □コンセプト:横浜トリエンナーレ市民広報チーム「はまことり」の活動ほかトリエンナーレの活動がいろんな方とつながって広がっておくよう、願いを込めてつくりました。 □感想:心の中のものや個人の性格がどんどん表現されていくようで、とても熱心にやりました。興味深かった。 ■『ヒトの気配』をテーマに、1階と2階の展示スペースで対照的なインスタレーションを出品する「建築妄想狂」の牧田広海さんと見留徹さんの制作現場を覗いてみると、なにやらホラー映画を彷彿させるような薄暗い部屋いっぱいに蚊帳が張られていたり、プロジェクター等映像器具やマネキンが置いてあったり。こちらは現在学生さんチームということで、ここからが制作の追い込み。オープニングが楽しみです! ![]() 来場者が作品創作に参加できるというワークショップには、随時参加出来ます。家という日常空間で行なわれる珍しい体験型、参加型のアートを味わってみてはいかがでしょうか。 (takeda) ============================================== 横浜トリエンナーレ2005 応援企画 Artist in house - アーティスト イン ハウス - 民家を舞台にしたインスタレーション・アート ■会期:2005年2月20日(日)~27日(日) 11:00~18:00 会期中無休 ■入場無料 ■開催場所:「スペースHAP1」 神奈川県横浜市西区花咲町4丁目128番地の1 JR線・市営地下鉄線「桜木町駅」徒歩7分 みなとみらい線「みなとみらい駅」徒歩10分 京急本線「戸部駅」「日の出町駅」徒歩15分 桜木町駅より北へ500m「雪見橋交差点」西側 黄色い高層マンションと「茶商組合」間の路地入る ■お問い合わせ: 一級建築士事務所MoNo内 HAP1事務所 045-773-1348 http://blog.drecom.jp/hap/ ==============================================
2005年 02月 07日
花咲町アートプロジェクトの続報。今回は2組の参加アーティストに作品の構想を聞きました。
■ヒトの気配を対照的な手法で表現 ~牧田広海さん、見留徹さん 「初めてこの家に足を踏み入れたときの印象は一言でいえば“不気味”。ヒトの気配は確かに感じる。だけど誰が住んでいたのかわからない、顔が見えない。この廃屋から受けた、そんな感覚を作品に投影しようと思いました」 『ヒトの気配』をテーマに、1階・2階に分けられた展示スペースで対照的なインスタレーションを表現しようとしているのが、牧田さん、見留さんの学生チーム。MoNoの長嶌さんが講師を務める学校で建築を学んでいるのが縁で今回の企画に参加。当初は別々に構想を練り始めましたが、ディスカッションを重ねるにつれ、抱いている印象が同じことに気づき、共に作品を作り上げることになりました。 1階スペースを担当するのが牧田さん。マネキンと天井からぶら下げられたフィルターを重ねて見ることにより、かつてこの部屋で営まれていた生活を客観的に“見ている”ような感覚を呼び起こします。逆に見留さんが担当する2階では、薄暗い部屋で、取り囲む蚊帳に映し出される映像等から外側の気配を感じることにより“見られている”感覚を鑑賞者に与えます。共通するモチーフ『ヒト』に、「見る」「見られる」ふたつのアプローチで迫ります。 「今回の展示は、普通の民家で行われる珍しい形のものでもあるし、普段アートに触れていない人も含めてとにかくたくさんの方に見てもらいたいですね」 ![]() ■空間は、想いつづける ~さとうかずゆきさん、Takeさん、山本ゆきこさん 次にインタビューさせていただいたアーティストは、さとうかずゆきさん、Takeさん、山本ゆきこさんの3人。もともと丸岡さんの下で空間デザインを学んだ3人は、2003年に東京のペッパーズギャラリーで開催された展覧会など、お互いの時間をみつけては一緒に活動をしていらっしゃいます。こちらのグループは、前述の牧田さんと見留さんが「人間からの視点」に焦点をあてているのに対し、「建物からの視点」がテーマ。8色のロープを、のべ10数km分部屋に張り巡らせたり、無造作に柱を立てて、現在は住居として使われなくなった建物の、成長への想いを形にします。 平日日中は、それぞれデザインや設計などの仕事をしている3人。このプロジェクトに関わってみての感想や、意気込みを聞きました。 さとうさん「仕事の場ではクライアントの意図を汲み取ることが、いちばんの優先事項となるので、このプロジェクトにおける創作活動は、仕事の場ではあまりないことなので、面白いです。 」 Takeさん「ひとりでも多くの方にこの場にきていただいて、作品の前にたたずんで、作品を感じて欲しいです。」 山本さん「仕事では、常に新しいものを創り出すことが要求されます。あらかじめ存在するものを活かすこのプロジェクトは、仕事ではあまりないアプローチで新鮮です。」 ![]() ============================================== 横浜トリエンナーレ2005 応援企画 Artist in house - アーティスト イン ハウス - 民家を舞台にしたインスタレーション・アート 会期:2005年2月20日(日)~27日(日) 11:00~18:00 入場無料 開催場所:「スペースHAP1」 神奈川県横浜市西区花咲町4丁目128番地の1 お問い合わせ: 一級建築士事務所MoNo内 HAP1事務所 045-773-1348 なお、作品制作の模様は花咲町アートプロジェクトのブログでアップ予定とのこと。はまことりのブログとあわせて、花咲町アートプロジェクトのブログも、ぜひ「お気に入り」にご登録ください。 http://blog.drecom.jp/hap/ ============================================== 取材がてら、はじめて花咲町の辺りを歩いてみました。隣接するみなとみらいの雰囲気とは一変、ネコが気持ちよさそうに日向ぼっこをする姿が印象的な、昔ながらの住宅街といった感じがします。会期中は、ワークショップを随時開催!とのことで、アートを身近に、というプロデューサーの長嶌さん、丸岡さん、ならびに参加アーティストのあつい想いを感じました。桜木町へお越しの際には、ぜひ「花咲町」へ訪れてみてください。(澤田) 概観は周囲の建物と遜色なく「ここが廃屋?」と頭に?マークが浮かびましたが、一歩中に入って納得。歪んだ畳、ひびの入った壁…、時間を逆戻りした感覚に陥り、つい私もここに住んでいた家族を想像してしまいました。会場には靴を脱いでスリッパに履き替えて入ります。まるで他人のお宅にお邪魔しているみたい。そんな感じがとってもイイです。(イケダハナエ)
2004年 12月 27日
廃屋となった民家を利用しインスタレーションアートの制作、展示を行なおうという「花咲町アートプロジェクトPart1」が、「横浜トリエンナーレ」応援企画の1つとして動き始めている!
![]() ![]() ![]() ![]() ■12月23日制作前の現場にて市民広報チーム「はまことり」を出迎えて下さったのは、横浜市の一級建築事務所MoNoの建築士で、同プロジェクトプ ロデューサーの丸岡さんと長嶌さん。(←写真) この企画はMoNoが管理し、建て直しを行なう家の持ち主から、取り壊し前まで家を自由に使う許可を貰った事から始まった。貴重な機会を市民レベルで、新しい目で空間を使えないかと考えていたお二人は、今年10月「花咲町アートプロジェクト Part1実行委員会」を設立した。 ■実際に足を踏み入れた「廃屋の民家」の内部は住居人が居なくなった今でも、生活感が漂う日常的空間。この空間でどんなアートが生まれるのだろうか、今からわくわくする。「住まれた方の空気感がアーティストにインスピレーション与えるでしょう」という長嶌さんの言葉がとても印象的。 ■参加アーティストは総勢5名で、20代で学生や会社勤めをしながら作品制作に取り組んでいる「休日アーティスト」である。「市民レベルで活動しているアーティ ストでもがんばれば、こんなことも出来るという記録やスタイルを広めていきた い」というプロデューサーの趣旨に賛同して集まった。 このアートプロジェクトは完成した作品展示だけでなく、さまざまな世代が現代アートを体験できる参加型になるように制作のプロセスもパフォーマンスプログラムとして公開される。 ■作品公開制作は2005年2月中旬から予定 2月19日(土)オープニングパーティー 2月20日(日)〜27日(日)一般公開オープン 来年2月のオープンに向け、いよいよアーティストディスカッションやボランティアスタッフ募集など本格的に稼動していく「花咲町アートプロジェクト Part1」。今後の様子を「はまことり」では随時レポートしていきます!(takeda) ![]() ![]() *制作及び展示場所:横浜市西区花咲町4丁目128番地 -------------------------------------------------------------------- ●同行した「はまことり」2名の感想 取材にお邪魔した日は、やっと冬らしくなった底冷えのする日。凍えながら旧家を探し歩く私たち「はまことり」の前に、「花咲町の旧家」は、住宅街の中に突如現わしました。 ついこの間まで人が住まれていたという家の中には、住んでおられた方たちの記憶や空気がまだ漂っているようで、時折うっかり覗いてしまったような錯覚に陥ります。 今後始動するインスタレーション制作が、ギャラリーや美術館といった非日常的空間と対照的な、普通の民家という「場」をどのように生かして作品として作り上げていくのだろう。今からとても楽しみです。 (かねこ) 生活音が聞こえなくなった「家」に、たくさんの人が音を交わしながら作品を創り上げていく。そして、鑑賞者も姿を消してしまう家に音を残して、思いを創り上げていく。そんな花咲町4丁目。この素敵なプロジェクトは、記憶と記録が形を変えて、2005年の冬空に羽ばたいていくのだな、と思いました。休日アーティストが家にとって最後の花を咲かすとしたら、鑑賞者は、新鮮なお水を1週間差し上げ続けましょう!企画された長嶌さん丸岡さん、感謝&期待してます!(野毛山かもめ) < 前のページ次のページ >
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